Exhibitions
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福村彩子 個展

福村彩子 個展 "LIFE/LIVE"

 

会  期

2018年7月28日(土)~8月5日(日)
12:00~19:00

※期間中7月30日(月)休廊

 

彼女の毎日は『絵日記』で幕を閉じる。毎日の出来事や気持ちを画面に込めて。

 

福村彩子は暮らすように描いてきた。今もこれからも描き続ける。福村彩子は絵日記のように今日も描き続けている。

そんな彼女の軌跡を辿る旅をご体験いただきたく、この展覧会を企画いたしました。

 

 

作品紹介◆福村彩子自身の言葉と共に

 

donzoko girl high a girl(donzoko girl high a girl

donzoko girl high a girl2018年)

 

疲れてる時に限って出てくる深夜のゴキブリ。

これでもかというくらい色んなことがやってくる。もういい加減にここから抜けたい。でも、どうしていいかもわからない。

 

魔女の宅急便のキキも飛べなくなるという挫折。

 大切な人に支えられ、もがいてトンボを助ける為飛べる白い目で見てた人も最後はキキを囲んで祝福している。

 

嫌という程、家族や友達に話を聞いてもらった。

 

もがいてる時はわからないそんな時も少しづつ未来は変わってると知った。

 

 

Sweet  Sweet Tokyo

Sweet  Sweet Tokyo2011年)

 

美大受験に何度も失敗して、何も手につかないくらい好きだった彼に振られ「なんで自分だけ」「得意な事をやってるのに認められない」と思い詰めてある日、乗った体重計は30キロを指していた。

 

家族が引越しを提案してきた。変化が怖くて頑なに拒否をしていた。

本当に我儘だった。

 嫌々、家を観に行った時、高層階のベランダから見える景色に家族と「わぁー」と言った。

 引越しを決めて何度もこの景色に助けられてきた。数年後、体重は元に戻っていた。

 

 いつまでも同じままではいられない。ここを出なきゃ行けない時はまた嫌だった。この景色を忘れないようにスケッチをした。

 

 

そろそろ髪を切りたい

「そろそろ髪を切りたい」(2007年)

 

学生の花の夏休みというのに青森三戸の版画工房に制作三昧しようとやって来た。

 

 さぁ、取り掛かろうという時、誰かがやってくる。東京から来てた脚本家の家族、町長さん、素敵な美容室プラスチックヘアのオーナーがやって来て素敵な息子さんを連れて長々と話す。後に1度、息子さんの美容室に行く。

 

プラスティックヘアで作品と引き換えにそこで髪を切ってもらう事に。小さな美容室でお洒落な人達がテキパキと働いてる。そこに犬がいた。うろうろしても邪魔はしない。お孫さんと犬が外に出て遊んでて「人が倒れてるよ」と言いにくる。休ませる為、美容室に連れてお水を飲ませる。手首には無数の傷。少し休んだらそそくさと出て行ってしまった。三戸の人なのか誰も何も深入りしない。オーナーが「好きな事ないと駄目だよな」とひと言。みんな淡々と仕事に戻って行く。

 

 東京で三戸の美容室をテーマにした個展を終えたらプラスティックヘアに作品を贈った。作品代はプラスティックヘアで永久に髪を無料で切れる契約。

 「そろそろ髪を切りたいな」と思う時必ず思い出す。

 

 


 

◆ 作家紹介◆

福村彩子プロフィール

 

創形美術学校 ファインアート科絵画造形専攻研究科 卒業

 

個展 

2016    つくりにおいでよ2(LEAD marumo工房/埼玉)

2011     Do you love me? (藍画廊/東京)

2010     アイラブミーアイラブユー2     (ALPHA Cherie/東京)

2009     アイラブミーアイラブユー (フタバ画廊/東京)

2007     個展 (SAN-AI GALLERY/東京)

 

グループ展,

2017     神奈川県美術展 入選 (神奈川県民ホール/神奈川)

2017    OPEN STUDIO (USHIROMAE/埼玉)

2016    つくりにおいでよワークショップ (喫茶ツネ/埼玉)

2014    new ground (遊工房アートスペース/東京)

2013    ヤドカリトーキョーvol.12 なべよこniアート (やきとり 孝/東京)

2013    GOLDEN COMPETITION 入選  (TURNER GALLERY/東京,OAPアートコートギャラリー/大阪)

2012    清須市第7回はるひ絵画トリエンナーレ 入選 (清須市はるひ美術館/愛知)

2011    記憶-vol.9- (SAN-AI GALLERY/東京)

            第9回熊谷守一大賞展 入選 (アートピアフ付知工芸プラザ/岐阜)

2006    NEW YEARNING (SAN-AI  GALLERY/東京)

2005    東京ワンダーウォール 入選 (東京現代美術館/東京)

2004    daily necessities (exhibit LIVE/東京)

2003    創形アニュアル’03 (井上画廊/東京)

            18回リキテックスビエンナーレ 入選 (スパイラルガーデン/東京)

            東京ワンダーウォール 入選 (東京都美術館)

2002   卒業制作展 佳作 (創形美術学校/東京)

            創形アニュアル‘02 (井上画廊/東京)

2001    エプソンカラーイメージングコンテスト 佳作 (エプソンイメージングギャラリーエプサイト/東京)

2000    エプソンカラーイメージングコンテスト 入選 (エプソンイメージングエプサイト/東京)

 

 


 

◆ 企画・開催に寄せて◆

 

■小泉有紀プロフィール

1987年 武蔵野美術大学 日本画学科卒業

化粧品会社で商品企画、マーケティング職を経て、2016年退職

現在フリーでプランニング活動中。

 

 

YUKI-SIS3回目の企画となる今回は、福村彩子個展のプロデュースです。

 

毎日絵日記のように書き続けて来た彼女の作品を年代を追って展示してみたいと思い、この企画にたどり着きました。

LIFE・・・暮らす=描き続けること  LIVE・・・今まさに描き続けている

描いた時の心の動きを素直に吐露する作品達は、絵日記であり、履歴書であり、ポートレイトでもあり、まさに彼女自身の姿を投影していると言えるでしょう。そして年月を重ね、成長を続ける作品と彼女自身の軌跡を会場でご体感いただければ幸いです。