Exhibitions
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本多惠理・山内賢二 2人展

Curated by Yuki Koizumi
グループ展「生き物がかり」

気鋭の作家4人によるグループ展 「生き物がかり」

 

生き物を観る
生き物に触れる
生き物を創る
「生き物」が存在する

 

4人の作家が描く生き物をテーマとした作品を通して、生き物との関わりと視点を探るグループ展。それぞれ別の素材、手法で描き出す生き物に触れ、作家の視点を通して生み出された新しい生き物の魅力を感じることだろう。

 

キュレーター 小泉有紀
1987年 武蔵野美術大学日本画学科卒業
化粧品会社で商品企画、マーケティング職を経て、2016年退職。
現在フリーでプランニング、キュレーティング活動中。


会  期

2017年9月2日(土)~9日(土)
12:00~19:00

月 休廊  Closed on Monday

 

Artists

末永 敏明(日本画)

鉱物の織りなす風景や、生き物・植物を多く手掛け、日本・ドイツを中心に世界各地で展覧会を開催する。
彼の視点を通した生き物たちは力強く色鮮やかで、生物に与えられた時間を越えた強い存在感を放っている。

本多惠理 Dimblue

末永 敏明

魚のファンタシー(ヒラメ)

 

 

本多 恵理(油彩)

抽象画に於ける生き物は、作家と観るものの意識に委ねられている。
重ねられた色彩の美しさと浮かび上がる心象風景を追い求める、彼女の繊細でやわらかな画面の中に存在する生き物達を是非感じ取ってほしい。

本多惠理

本多惠理

さえずり

 

 

山内 賢二(アクリル画)

抽象と具象、無機と有機、2面性を持ち合わせる世界が描き出すシルエットを独自の視点で切り取った彼の作品は、時にスタイリッシュに、時にメランコリックに私たちの視覚に訴えかけてくる。

山内 賢二

山内 賢二

みじたく

 

 

中嶋 明希(金属)

金属の立体作品と銅板を使用したレリーフは、植物と生き物からイマジネーションされたもの。
植物と生き物が独特の視点で融合された、独創的で優しさで満たされた彼女の世界は生命力にあふれている。

本多惠理

中嶋 明希

むかいあう