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清家正信 個展 Breath by Breath

清家正信 個展 Breath by Breath

Solo Exhibition by Masanobu Seike

 

YUKI-SISでは、10月15日(土)-29日(土) 清家正信個展 「Breath by Breath」を開催致します。


映画、写真、コマーシャルフィルムなど、幅広い分野で活躍するカメラマン・写真家の清家正信は、彼のライフワークとして花、そして人のポートレート写真を撮り続けています。

2015年に開催した個展、「ものいふ花、よべの雨」では、古典印画技法のプラチナプリントの手法を用い、昭和の風情が香る、花と風景、そして女性のポートレートの作品を発表していました。



そして今年の展覧会のテーマはーBreath by Breath―。
カメラという一枚の膜を通して、ひと呼吸ごとに感じる被写体と撮影する側との気持ちの変化。お互いの息遣いが聞こえるような写真。長いキャリアの中で培った感覚と、極めて高度な古典印画技法を融合させ、清家が今回表現する世界は、「根源的な逃れられない性(さが)のようなもの」。
今回の展覧会では、花および女性のヌードの作品が展示されます。

 

 

「現像液から浮かび上がる女体をみるたびに、その造形がエロティシズムをはるかに超えた神聖なものである事に溜息をつく。神は凄いものを創り給うたものだ。」


清家 flower2


清家のいう、「根源的な逃れられない性(さが)のようなもの」―自分ではどうしようもできない、持って生まれそのまま封じ込められた女の性(さが)のようなものー は、女性が皆、体内に持っていることを確信し、そしてなかなか他人に見せえないものです。
愛する人、絶対的な信頼をおける人の為にだけ、その扉は開き、あらわになり、その本性をみせます。
清家の写真では、そのなかなか開かない女性の扉が最後に1枚の膜となって、こちら側にその存在を明かしてくれるようです。その密かな出現は、清家と被写体との目に見えない関係性が、与えるだけ、得るだけの関係ではなく、お互いのエネルギーが等価である故の、瞬間的な「絆」を物語っています。阿吽の呼吸。そして、瞬時に清家は、客観的な彫刻のような美しいフォルムをも見逃しません。

 

清家にとってのポートレートとは何か。見せたくない部分をかすめ撮ることではなく、架空の存在を写す事でもなく、ただ、観る側と観られる側が互いの存在を認識し、感じあった瞬間を捉えたもの、そこに作家の目を載せたもの、なのではないでしょうか。
以前から作品として繰り返し撮ってきた花も、どうしても女性という存在を重ねえずにはいられません。

 

清家の写真に宿るゾクゾクするような被写体との空気感、哀しみをも感じさせてしまう「性」を、美しいプラチナプリントにより皆様にご覧いただきたいと思います。

 

flower3

 

皆様のご来廊を心よりお待ち申し上げております。

 

 

会  期

2016年10月15日(土)~10月29日(土)
12:00~19:00

月、火 休廊 Closed on Monday, Tuesday

★今回の展示では日曜開廊。通常とお休みが異なりますのでご注意ください。