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新藤杏子 個展 -頭のさなぎ-

Solo Exhibition by Kyoko SHINDO "pupa of the head"

YUKI-SIS では、4月15日(土)-5月6日(土)新藤杏子個展「頭のさなぎ」を開催いたします。

 

今回の展覧会のテーマは、「頭のさなぎ」

 

新藤杏子は今までも、双子や頭が繋がった子供たち、男女の交わりなどをモチーフに多くの作品を作ってきました。

自分以外の他者と、知識や、経験、知覚、感覚などを共有すること、他者と溶け合う状態など、ありえないようでいて、実際にありえるかもしれない世界と、自己の脳内で起こるイメージの溶解を、今回は「さなぎ」という存在を媒介として表現しています。

成虫になる前のさなぎの状態の内部では、神経、呼吸器系以外の組織はドロドロに溶解した状態であるといいます。

新藤の描く、美しい水彩の混ざり具合は、他の色と溶け合い、新しい色とかたちを作り出します。そこには、作家の脳内で起こっている混沌としたイメージ、「さなぎ」の状態が、作品という「成虫」になるまでの葛藤と妄想が映し出されているに違いありません。

 


 

会  期

2017年4月15日(土)~5月6日(土)
12:00~19:00

日、月祝日休廊(ただし4/29は開廊)  

Closed on Sunday, Monday and National Holidays except April 29

 

Arttst Note

一部の神経、呼吸器系以外の組織以外、ドロドロに溶解し、全く別の形の成虫となる。

幼虫から成虫に劇的に姿を変えるメカニズムは、未だに解明されていないという。

― さなぎ(wikiより引用)

 

一つのことを考えていると、別の事柄が、どこからか不意に湧いてきて頭の中で

混ざり合い、そのうちに全く別のことに変容していく。

様々な思考が、寄せては返す波のように何度も訪れ、その間に構築と融解を繰り返す。

やがて思考同士は混ざり合い、その刹那は、白い平原に注がれる。

色は形は融け合い、そこにとどまらず変移し、やがて定着する。

その白い平原の中で起こる変容は、さなぎの中で起こっていることの如く美しい。

不可解で、グロテスクで、得体が知れない。

 

新藤杏子

 

 

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