Gallery YUKI-SIS では、9 月18 日より土田泰子展 「Ｋａく」を開催致します。

土田泰子は1985 年福井県生まれ。現在は愛知県にて制作活動を行っています。
今回の展覧会ではインスタレーション作品として、50 万個の安全ピンを使用した「掴」という作品を発表いたします。
作品制作の前に徹底的にコンセプトを考えるという土田。今回の作品には、人がそれぞれの人生における頂点を目指すために必要なキーワードが隠されています。
総重量はなんと700kg！一つ一つの安全ピンを紡いでいく作家の行為とコンセプト、作品から発せられる存在感は、想像を超える迫力を備えている。

作品タイトルの『掴』(かく)
私の制作スタンスのスタートのコンセプト文章書きの「書く」
2012 年作品の中心作。物事の中心を意味する「核」

安全ピンは努力の象徴。他社に敵意という針を向けるものではなく、自分の内に秘めるもの。
内なる戦い。その努力の積み重ねによって人は頂点をめざす。
頂点の存在はあるのか。どのようなカタチをしているのか。人は一生をかけて山を作り上げる。

土田泰子

2008 年名古屋芸術大学メタル＆ジュエリーコース卒業。同年、フランス、パリCite International des
Arts（国際芸術村）滞在。

受賞歴

2005年

国民文化祭工芸部門入選

2009年

第27回朝日現代クラフト展 準グランプリ・阪急百貨店 受賞Mbr /> 伊丹国際クラフト展2009 入選
第48 回アート・ナウKANAZAWA 北陸中日美術展 入選

2010年

日本ジュエリーアート展 入選

2011年

Frank Muller Art Grand Prix 「求む、創造の天才」入賞
Ｄアートビエンナーレ 入選
第50 回アート・ナウKANAZAWA 北陸中日美術展 入選

2012年

アーツチャレンジ2012 入選