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アートフェア東京YUKI-SIS新藤杏子

ART FAIR TOKYO 2023     YUKI-SIS
Lobby Gallery Booth#P003

YUKI-SISはアートフェア東京に新藤杏子の個展で出展致します。

 

会  期

2023年3月10日(金)~3月12日(日)
プレビュー 3月9日(木)
ブースNo.:P003 (Projects/B1F Lobby Gallery)
*ロビーギャラリーは入場無料です。

会場:東京国際フォーラム ロビーギャラリー / ホールE
11:00~19:00 (最終日のみ~16:00)
https://artfairtokyo.com


 

Full-fledged

Full-fledged 2023 60.6x50.0 cm (F12)  Oil on Canvas

 

新藤杏子は1982年東京生まれ。2007年多摩美術大学大学院美術研究領域を卒業。YUKI-SISでは2012年より8度の個展を開催しています。2022年、損保ジャパン主催のアーティストコンペティションFace展にてグランプリを受賞。大きな反響を呼びました。最近ではYIRI ARTS(台北)での個展でも大好評を博し、今後のインターナショナルな活躍を予感します。

 

束の間の静寂

束の間の静寂 2023 97.0x130.3 cm(F60) oil on canvas

 

多摩美術大学在学中より、油画専攻でありながら、油絵具が体質に合わず、水彩画を描いていた新藤杏子は、水彩の 滲みを生かし、現代の風俗画としていきものの営みをテーマに作品を制作してきました。

常に新しい画材を試してきた彼女は、ここ数年でようやく体質にあう画材にたどり着き、その表現媒体を油彩に戻しました。それにより、彼女の描く世界は具体的な背景を持ち、より深みや意味を持つ表現となりました。従来の油彩画の表現とは異なり、水彩で培った自由な筆使いが彼女の作品の魅力になっています。

近年の作品には子供と日常、「社会、生き物、自然」などとの関わり、循環や境界線などを作品に暗示しています。そこには、彼女が教養と好奇心から今まで培ってきた、神話や文学、考古学、宗教観、漫画など、様々な分野への興味とエッセンスが融合されているようです。

新藤杏子が描く子供たちを通して、私たちの心のどこかにかすかに残る、懐かしさやいとおしい記憶、香りや温度などの感覚をふと思い出すことでしょう。

新作12点をアートフェア東京にて発表します。彼女が見つめている視線の先から目が離せません。ぜひご覧ください。

 

quietly

quietly 2023  72.7x60.6cm (F20)Oil on Canvas

 

束の間

束の間 2023  33.3x24.2cm(F4) Oil on Canvas
フォトコラージュ

 

森の奥

森の奥 2023 33.3x24.2 cm(F4)Oil on Canvas

 

Longing

Longing 2023  45.5x38.0 cm(F8)Oil on Canvas

 

Reward

Reward 2023 33.3x24.2㎝ (F4) Oil on Canvas